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※黄色の文字は史実とされる事象です |
仁安2(1167)年 |
初夏 |
玄武、竜と出会い仲間に迎え入れる。 ◆1章-1「西の果ての漂流者」 |
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上京の途の安芸国・厳島にて海で溺れる平重衡を竜が助ける。
これをきっかけとして、玄武は平清盛との面談が許され、竜もまた運命の人・茜(後の徳子)と出会う。 ◆1章-2「龍王の住む宮」 |
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嘉応2(1170)年 |
夏 |
吉次に借り出されて法住寺殿を訪れた竜は建春門院と遭遇する。
◆1章-3「京に集う者の横顔」 |
7. 3 |
玄武に従い高雄・神護寺を訪れた竜は初めて怪僧・文覚と会う。その帰途に殿下乗合事件(摂政・松殿基房と平資盛の乱闘騒ぎ)に行き逢い、資盛の車を小松殿まで送り届ける。 ◆1章-4「修羅の門」 |
秋 |
竜は重衡と共に再び高雄・神護寺を訪れる。その帰途に五条の橋での稚児と荒法師の乱闘を目撃する。 ◆1章-5「青龍の招く宿縁」 |
承安元(1171)年 |
1. 3 |
高倉天皇元服 ◆1章-6「春雷」1 |
春 |
茜(徳子)が竜の案内で京の市中へ忍び出る。 ◆1章-6「春雷」2 |
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玄武の計らいにより竜は急遽筑紫へ下る。 ◆1章-7「合わせ鏡の悲哀」 |
晩夏 |
法住寺殿を訪れた茜に建春門院が昔の悲恋を述懐する。 ◆2章-1「迷い矢」 |
秋 |
筑紫へ下った竜が宋商人・楊孫徳の下で目利きの資質を開花させる。
◆2章-2「消えぬ残影」 |
冬 |
重衡は父清盛の使者として五条中納言・藤原邦綱を訪ねる。 ◆2章-3「訣別の涙」2 |
12.14 |
平徳子(茜)入内 ◆2章-3「訣別の涙」3 |
承安2(1172)年 |
春 |
玄武が筑紫に下向。竜の渡宋を許して帰京する。 ◆2章-4「葛藤」 |
夏 |
楊孫徳と共に宋へ向かった竜が嵐の中で行方不明となる。 ◆2章-5「波涛を越ゆ」 |
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竜の行方知れずの報が届き、玄武も重衡も動揺する。 ◆2章-6「乱調」 |
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西海の小島に流れ着いた竜と隼人はひと夏その島で過ごす。
◆2章-7「最果ての島」 |
晩秋 |
竜が筑紫に帰還する。 ◆2章-8「竜の帰還」2 |
冬 |
玄武が筑紫に下向。竜に自らの過去を語る。 ◆2章-8「竜の帰還」3 |
承安3(1173)年 |
春 |
竜は2年ぶりに上京。待望の重衡との再会を果たすも、激しい口論の末に喧嘩別れとなる。
◆3章-1「岐路に立つ」 |
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吉次の誘いにより奥州へ向かった竜は、鏡の宿で盗賊に襲われたところを遮那王と鬼若に助けられる。 ◆3章-2「東国への道」 |
4.29 |
文覚が法住寺殿に乱入し伊豆国へ流罪となる。 ◆3章-3「聖の企て」 |
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竜が遮那王を庇い斬られる。 ◆3章-4「悪夢」 |
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重傷を負った竜は木曽義仲の館に運ばれ、傷が癒えるまでのおよそ半月の間滞在。
◆3章-5「北国の勇将」6「月夜の奇跡」7「それぞれの想い」8「逃れえぬ宿命」 |
盛夏 |
吉次一行が平泉に到着する。 ◆4章-1「平泉の御館」 |