作品の概要
 
   
 
本作品は平安時代末の源平争乱期を舞台にした長編小説です。
物語の主軸になるのは、平家の常勝将軍とも称された
平重衡 と源氏の智将 源義経
そして、この源平の両雄を結びつける役割を担うのが彼らに多大な影響を及ぼす異国人の青年

 
序盤はこの竜を実質的な主人公として話は進み、京・木曽・奥州・伊豆とめぐる間に
木曽義仲・藤原秀衡・源頼朝 らお馴染みの人物達も随時登場して参ります。つまり竜というオリキャラは、各地に点在していて、実質一同に会することが不可能な時代のキーマン達をリレー式に繋いで行くナビゲーターと考えていただければよろしいかと思います。
 
なお、歴史を題材にしているからには、極力史実には忠実でありたいと考えますが、しかし、小説という形を採る以上、全編を史実に則してというわけにも参りません。史実と史実の行間に様々な想像を膨らませながら、ストーリーを紡ぎ上げるその過程において、時に通説とされるものとは異なる解釈を採ったり、あえて史実無視を行っている部分もあることをあらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。


   
   
 
   
   
  物語年表
 
  ※黄色の文字は史実とされる事象です
仁安2(1167)年
初夏 玄武、竜と出会い仲間に迎え入れる。 ◆1章-1「西の果ての漂流者」
  上京の途の安芸国・厳島にて海で溺れる平重衡を竜が助ける。
これをきっかけとして、玄武は平清盛との面談が許され、竜もまた運命の人・茜(後の徳子)と出会う。
◆1章-2「龍王の住む宮」
 
嘉応2(1170)年
夏  吉次に借り出されて法住寺殿を訪れた竜は建春門院と遭遇する。
 ◆1章-3「京に集う者の横顔」
7. 3 玄武に従い高雄・神護寺を訪れた竜は初めて怪僧・文覚と会う。その帰途に殿下乗合事件(摂政・松殿基房と平資盛の乱闘騒ぎ)に行き逢い、資盛の車を小松殿まで送り届ける。
 ◆1章-4「修羅の門」
秋  竜は重衡と共に再び高雄・神護寺を訪れる。その帰途に五条の橋での稚児と荒法師の乱闘を目撃する。 ◆1章-5「青龍の招く宿縁」
承安元(1171)年
1. 3 高倉天皇元服 ◆1章-6「春雷」1
春  茜(徳子)が竜の案内で京の市中へ忍び出る。 ◆1章-6「春雷」2
  玄武の計らいにより竜は急遽筑紫へ下る。 ◆1章-7「合わせ鏡の悲哀」
晩夏 法住寺殿を訪れた茜に建春門院が昔の悲恋を述懐する。 ◆2章-1「迷い矢」
秋  筑紫へ下った竜が宋商人・楊孫徳の下で目利きの資質を開花させる。
 ◆2章-2「消えぬ残影」
冬  重衡は父清盛の使者として五条中納言・藤原邦綱を訪ねる。 ◆2章-3「訣別の涙」2
12.14 平徳子(茜)入内 ◆2章-3「訣別の涙」3
承安2(1172)年
春  玄武が筑紫に下向。竜の渡宋を許して帰京する。 ◆2章-4「葛藤」
夏  楊孫徳と共に宋へ向かった竜が嵐の中で行方不明となる。 ◆2章-5「波涛を越ゆ」
  竜の行方知れずの報が届き、玄武も重衡も動揺する。 ◆2章-6「乱調」
  西海の小島に流れ着いた竜と隼人はひと夏その島で過ごす。
 ◆2章-7「最果ての島」
晩秋 竜が筑紫に帰還する。 ◆2章-8「竜の帰還」2
冬  玄武が筑紫に下向。竜に自らの過去を語る。 ◆2章-8「竜の帰還」3
承安3(1173)年
春  竜は2年ぶりに上京。待望の重衡との再会を果たすも、激しい口論の末に喧嘩別れとなる。
 ◆3章-1「岐路に立つ」
  吉次の誘いにより奥州へ向かった竜は、鏡の宿で盗賊に襲われたところを遮那王と鬼若に助けられる。 ◆3章-2「東国への道」
4.29 文覚が法住寺殿に乱入し伊豆国へ流罪となる。 ◆3章-3「聖の企て」
  竜が遮那王を庇い斬られる。 ◆3章-4「悪夢」
  重傷を負った竜は木曽義仲の館に運ばれ、傷が癒えるまでのおよそ半月の間滞在。
 ◆3章-5「北国の勇将」6「月夜の奇跡」7「それぞれの想い」8「逃れえぬ宿命」
盛夏 吉次一行が平泉に到着する。 ◆4章-1「平泉の御館」
   
   
   
  ( 2006 / 03 / 25 )
   
   
 
   
 
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